スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)
スポンサー広告

缶コーヒー1本の幸せ

Gumroadで、370以上も売れたという「40万円節約した旅のノウハウ集」。

ご本人がアップしているキャプチャ画像を見ると、デポジットが2196.9ドルになっている。

今日のレートで計算すれば、17万を超える手取りということになる。

一方、Ameroadでは、「イースI・II製作メモ」が、今日現在で143人に売れている。

Ameroadの場合、振込み手数用以外の全額が売り手の収入になるので、およそ8万5千円が手取りだ。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

そうした成功例が出ること自体は、GumroadやAmeroadという新しいサービスが伸びるのに、不可欠だと思う。

一部の人たちの流行のように思われていたものから、現実的な収入という見かたに変わるきっかけになるだろう。

しかし…。

これらは、ダントツに成功した例だし、同規模の売り上げの商品は、ほとんど無い。

むしろ、1,000円前後の売り上げという売り手が圧倒的ではないだろうか。

作り手とユーザで直接売買出来れば世界を相手にして売れるとか、クリエーターの収入が一変するとか、そうした煽りが必ず出るが、そうはならないと何度も、このブログでは言って来た。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

前述の、「40万円節約した旅のノウハウ集」の著者は、青木 優 Aoki Yu (@yuuu_a)さんで、世界一周をしながらいろいろ発信し、フォロアーの数が2万人に近い人だ。

また、「イースI・II製作メモ」の岩崎啓眞(@snapwith)さんは、フォロアーの数こそ3000人足らずだが、Wikipediaにも載る著名人だ。

以前にも書いたが、売り手は三つのタイプに分けられると思う。

A:全国的世界的な有名人
B:特定の世界で有名な人
C:ごく身近な人たちだけに知られた人


たとえばツイッターで言うなら、Aは数万数十万人のフォロアーを持つ人で、Bは数千から数万人のフォロアー数を持つだろう。

Cは、多くても千か二千人、いや数百人のフォロアーさんしか居ない人が圧倒的だろう。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Aは、どんな販売ルートでも売れるから論外だとして、Bにとっては、既存の販売ルートよりもGumroadやAmeroadの方が、使い勝手やメリットがあるという可能性は、かなりあるかもしれない。

例に挙げたお二人も、このBのタイプの人だと思う。

今後、このBタイプの人たちによる利用は、どんどん増えるのではないだろうか。

しかし、圧倒的多数であるCタイプの人にとっては、どうだろう?

ありていに言って、Cタイプの人たちがGumroadやAmeroadで、経済的メリットを大いに得るというのは、幻想だと思う。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

そもそも、元祖のGumroadは、不特定多数へではなく、売り手自身を知っている人たちに、コンテンツを売るというのがコンセプトだ。

だからこそリンクのみが提供され、告知宣伝は、売り手自身のSNSでリンクを貼るしか方法が無い。

今では周辺サービスとして、Gumroadの商品を検索したり、新着順で表示したり、宣伝するサイトが出来ているが、それらは本質的にGumroadのコンセプトとは外れている。

もちろん、そうした周辺サービスは便利だし、可能性を広げるのは間違いない。

しかし、商品を一箇所で表示して、不特定多数の人たちに見てもらうというのは、既存の販売方法そのものだ。

そこには決定的な欠点がある。

それは、「埋もれる」ということだ。

今はまだ、GumroadやAmeroadに出品される商品の数が少ないから良いが、これが毎日数千もの商品が出るようになると、上述のような、一箇所で見せる方法では、不特定多数の目に触れるチャンスは天文学的に低くなる。

既存のストア形式の販売で起きている、決定的な問題点だ。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Gumroadの、「不特定多数にではなく、自分を知っている人に売る」というコンセプトは、そうした従来のストア形式の販売方法が持つ決定的な欠点、「埋もれてしまう」を回避するアイディアなのではないだろうか。

リンクに決済機能をつけたというシンプルさが注目されやすいが、実は、「自分を知っている人に売る」というコンセプトこそが、もっとも革新的なのだと思う。なぜなら、それはコミニュケーションの新たな可能性だからだ。

そうすると、Cタイプ(ごく身近な人たちだけが知ってる人物、フォロアー数が数百)の人にとって、販売対象は、自分を知っている少数の人々ということになる。
(検索や他のサービスでの露出と、そこからの購入は、考えない方が良いくらいの僥倖だろう。)

たとえば、ツイッターのフォロアー数が1000人だとして、ちゃんと自分に興味を持っていてくれる人たちだったとしても、一割の人が買ってくれても100人だし、1%なら10人だ。

おそらく、10人も買ってくれたら、大成功だろう。

500円のものを売っても五千円、毎週出品しても、月に2万円も売れるだろうか。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

つまり、Cタイプの人たちが、GumroadやAmeroadで、儲けるなどというのは、ほとんど有り得ない。

どんなに上手くいっても、小遣いの一部が稼げる程度だろうし、それは労力に見合うとは限らない。

いや、サーチや他のサイトで話題になり、知らない人たちにまで売れるかもしれない…と夢を見る人も居るかもしれないが、それだけの作品を作っていたら、とっくにどこかで話題になっている。

では、Cタイプ(ごく身近な人たちだけが知ってる人物、フォロアー数が数百)の人たちにとって、GumroadやAmeroadは、特に意味の無いサービスなのか?

いや、まったくその逆であり、そうした人たちにとってこそ、GumroadやAmeroadは大きな意味を持つと考えている。


それが言いたくて書き始めたコラムだが、ダラダラと長くなってしまったので、残りは次回に…。スンマセン。


寒椿アメ用表紙1 おんな 十怪
寒椿:無料 おんな:50円 十怪:50円


スポンサーサイト

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


| ホーム |
Page Top↑
▲ Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。